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行き(雪)倒れを発見した

   自然観察 [2023/01/08]
ある休みの日(確か12月の中旬くらい)

ドカ雪後の雨のおかげで屋根から滑った雪もだいぶ消えてきたなーとか思ってたら

その、残った雪の中の何か分からない黒いモノに目が止まった。
20221217_1.jpg
石ころ?・・・いや、獣のウ●チ?・・・

近くに寄ってちゃんと見てみたら、どうも コウモリです。

さるの親指くらいの体長。
アブラコウモリという、人家の周りに住み着くやつです。
以前、家の中にステイしていたことがあって大騒ぎの元になったヤツ。

死んでるんだろうか。
割と危険な病気(菌)を持っているという噂なので、ゴム手袋をはめて、つんつんしてみました。

微妙に動きます。生きてる!

急いでちっちゃいダンボール箱を出してきて、新聞紙やキッチンペーパーなんかを入れて。
20221217_2.jpg
移動してもらいました。

ちーさい声でキキキ的な不満げな声を発していました。
20221217_3.jpg

雪の中よりはよかろうと思って、家の風除室に箱は置いておきました。

蝙蝠は、寒い地域の冬には冬眠するらしいです。
かつ、その際は変温動物になるんだそうです。
ヘー。じゃあ、ある程度寒くても大丈夫なんですね。
でも、さすがに外の雪の表面じゃあどうなんでしょうか。


それ以来、3週間くらい経ちました。
死んでないだろうなと思って、さっき、箱の中身を改めて確認してみましたが・・・
あれ? いませんでした。 どこ行ったんだろう。
風除室の戸は蝙蝠には開けられないだろうから、その辺の隙間に隠れているものと思います。
まあ、温かくなった辺りに、夜中戸を開けておけば出ていくでしょうから、よしとしておきましょう。

では、コウモリの行き倒れを見つけた話はこの辺で。
m(__)m
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tag : アブラコウモリ



春に取ってくる山菜はこんな花を咲かせていた

   自然観察 [2022/11/14]
2連荘でキノコ採りをした1日目。
余りに採れ高が少なかったので、時間を持て余して別の登山口方面に下ってみました。
そのとき、春に山菜として採っていた植物が花を咲かせていたので、写真撮ってきました。

まずは、エゾニュウの花です。
20221008_k3.jpg
線香花火がハゼたような感じですが、やっぱり花もデカイ。

へーこんななんだーと初めて認識しました。
何せ春以外にこれが生えてる場所には立ち入らないので。


もう1枚は、オオイタドリです。たぶん。
20221008_k4.jpg
背丈は2mを超えるくらいになってて、茎はだいぶ枯れ気味になってます。

Youtubeで、これの茎に潜んでいるイタドリ虫を集めて食べている人の動画を見た。
美味いらしい。
本来、釣り餌になる蛾の幼虫らしいのだが・・・。
余談でした。

では。m(__)m

tag : エゾニュウの花



3か月過ぎたので梅酒で飲んだくれてます

   自然観察 [2022/11/13]
梅の実を採ってきて梅酒にすべく漬け込んだときの記事のカテゴリを園芸にしましたが、梅をさるが育てたわけはない。
メインの原材料が半野良の梅の木から調達したので、その流れで今回カテゴリを自然観察」にしました。
(仕込みのときの書き込みはこちら。)

ともかく、「保存瓶に入れて、氷砂糖と焼酎をドバトバ入れて、3か月経ったら飲める」と書いたった。
何回かフライングしそうになったがジット我慢してたらこんな感じになりました。
20221009_n1.jpg
なので、試しに飲んでみた。
まいうー。

いい色です。
20221009_n2.jpg
バカ舌なので、良くはわかりませんが。

ちょうど市販の梅酒を家人が飲んでたので、飲み比べてみました。
20221009_n3.jpg
断然、こっちだと…思う。

子ざるが「数年熟成させると、もっと美味くなる。」と言ってたけど、たぶん直ぐなくなるかな。

思わぬ感じで漬けてみた自家製梅酒が思いのほか美味かった話はこの辺で。
今も、炭酸割にして飲んでます。
アルコール度が高いのですぐ酔っぱらいます。
さる向きです。

では。m(__)m






tag : 自家製梅酒



野良のめぐみ秋:クマ出没対策のためにもクリは食うべし

   自然観察 [2022/10/09]
マジ寒くなりましたね。早く冬が来るのはヤダなー。


先週、実家の畑を見回った際に栗林の中に多少?の栗が落ちていた。
栗林だから、この時期当たり前なのだが。

放置しておくと獣が寄ってくる。
現にこんな食べた跡も発見した。
20221004_n2.jpg
これはどうもアナ公(アナグマ)の仕業のようだが、ここ数年マー君(ツキノワグマ)も巡回している気配がある。

マー君餌を得られた成功体験を忘れないそうだ。
したがって、一度餌にありつける場所と分かると、毎年頻繁に現れるようになってしまう。


栗林を所有してしまっているので、マー君出没のタネはできれば減らしたい。
なので、落ちている栗を拾ってきた。
ほんのごく一部にしかならないので、焼け石に水ではあるが・・・。
20221005_m1.jpg

以前は、一族の者もシーズン中に拾って行ってくれてたのだが、最近は年のせいかそれもなくなった。
やはり栗は食べるまでの手間が大変だものね。
マー君に出くわす可能性があると思えばなおさら栗林には行きたがらなくなる。

さて、拾ってきてしまった栗は、しょうがないので半分弱を棲家に持ち帰って処理することに。

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tag : 栗の甘煮



この木、何の木?

   自然観察 [2022/10/05]
棲家の裏手に1mくらいに育った木がある。

ずいぶん前だが、どこぞに旅行に行った帰りに通った峠道の脇が白樺林だった。
さる2号が「白樺がほしい」と無茶なことを言いだしたので、その林の道路っぱたから20cmくらいの幼木を引っこ抜いて来た。
(※ステキな大人は決して真似してはいけません。)
当然、白樺の幼木だと思い込んでいた。

持ち帰った苗木は庭の隅に植えて暫くは植えたことも忘れていたのだが、気付いたときには、70~80cmくらいに育っていた。
その時点で白樺ではないことはなんとなく分かった。

無理やり連れてきて、環境の違うところに植えられて、「お前じゃなかったんだ。」と云って引っこ抜くのは余りに理不尽な気がしたので、抜かずにそのままにしていた。
植えて15年以上は経ったんじゃないだろうか。
ここ数年?、9月くらいになると、こんな実がついた状態になります。
20220927_1.jpg
コマユミ(小真弓:ニシキギ科ニシキギ属)と云う木のようです。

果実の皮が割れて中の実(果肉?種:仮の種)が出てきたときに、これを鳥が食べて、いずこかでフンをすると、果実の中の本当の種が未消化で出てきて、落ちた先で芽を出すという戦略なんだそうです。
(ふむふむ。)


さらに、10月下旬ころになると、葉っぱも真っ赤に紅葉します。
※最初ニシキギかと思ったが枝に翼(よく)が無いので小真弓ですね。ニシキギは、紅葉が見事なので錦木という名前らしい。こちらは小さいマユミと云う意味ですね。確かに実の感じはマユミにも似てます。

棲家の裏手には花がなくなってる時期なので、庭の彩(いろどり)としてはよくやってくれてます。

割と庭木や盆栽とかにされる木みたいです。
なんか偶然ですが、シラカバより却って良かったのかもしれませんね。

この春先に少しバランス悪く伸びた枝が増えたので少し剪定してやりました。
そのせいなのか、今年の暑さのせいかわからないが、花は咲いたけど葉っぱがなんか早めに落ちた。
今後は、もうちょっと気を使ってあげよう。


さるの棲家に偶然連れてこられた小真弓の話でした。
では。m(__)m

tag : コマユミ



どうってことないけど初めて見た野草

   自然観察 [2022/10/04]
本当にどってことないシロモノなのかもしれないんだけど・・・
こんな植物を見かけました。
20220919_1.jpg

畑の脇の荒らしてある範囲(ワラビ畑としているところ)に蔓延ってました。
紫と白の感じがいい。

これまであまり目にしたことがなかった・・・気がする。
(雑草だから注意して見てなかっただけかもしれないが。)
20220919_2.jpg

調べました。
ヤブマメ(藪豆)と云うものだそうです。
豆は食べられるそうな。
あらそう。
へー。

どんな豆かなーと思ってさらに調べると、花が咲いた後にできる小型の枝豆みたいなやつは、あまり美味しいとは言ってない。
一方、地下にも豆のようなものが生るそうで、それは春先に掘り返して採取するみたい。
それはどうも美味いらしい。
面白いやつですね。

どんな味なんだろう。
ちょっと気になります。
m(__)m

tag : ヤブマメ



デカイ蜘蛛

   自然観察 [2022/10/03]
屋敷の修理の木材加工場所にしている縁側の外にこんなデカイ蜘蛛が居ました。
20220907_s1.jpg

それこそ、屋敷の周りアチコチに巣を作っているジョロウグモ(女郎蜘蛛)とちょっと違う気が・・・
1.5倍くらいの大きさがあります。

Goog〇レンズで調べました。
オオジョロウグモ(大女郎蜘蛛)と云う蜘蛛のようです。
もちょっと珍しい蜘蛛なのかと思ったら、名前的には「あらそう」でした。


本当は屋敷の周り中に蜘蛛の巣なんてみっともないから、排除してしまいところですが、
他の虫(特にアネコ虫=クサギカメムシ)の侵入を防いでくれるのでないかとちょっと期待してるので、排除せずにそのままにしてあります。

最近では、朝の作業開始時に「今日もがんばれよ」と声を掛けるようになってます。
でも、見た感じでは赤とんぼ2匹くらいを捕食したのみですね。

いや、これから頑張るはずです。
では。
m(__)m


野良のめぐみ秋:リベンジ・オブ・ザ・ミョウガ

   自然観察 [2022/09/21]
前回、「野良のめぐみ秋:ミョウガ」で今年の野良ミョウガを採り損ねた話をしたのですが・・・・
いや、まだありました。


先週木曜、DIYしに実家に行ったのですが、ついでに畑に植えたアブラナ科(ハクサイ、コマツナ、ダイコン)の様子を見にいきました。
(お天気続きで、萎れてたら水やりでもしてやろうかと・・・)

でも、ハクサイは半分くらいが無くなってました。
たぶん(エンマ)コオロギの仕業だと思います。

丸1日掛けて定植してやったのに、あっという間に半分にされて、ガックリして帰る途中。
ふと、畑の入り口脇の谷に生えているミョウガ・ザサが目に入りました。
そこでは、ミョウガを収穫したことは無かったのですが、「念の為」と思って見てみたら・・・

あるある。

毎年、他の野良ミョウガが出る頃に、ここも見に来てるのですが、1度も生えてるのに当たったことが無かった。
「ここは条件(日当たり、クズの猛攻撃)が悪くて、ミョウガが出ないんだ」と思ってたら、そうじゃなかったみたいです。

単に生える時期が他の2か所と違ってた。

だいたい2週間遅れくらいですね。
確かに春の雪解けは、ここはちょっと遅い。

思いがけずミョウガの盛りに当たったので、持ってきた水汲み用のバケツに入れて持ってきました。
20220915_1.jpg

さて、およそ2kgのミョウガをどうするんだってことです。
お味噌汁の具とか、冷ヤッコの薬味にしたとて、到底一家族で消費しきれるものではないですね。

なので、とりあえず漬物にすることを考えました。
数年前になりますが、ミョウガを使った醤油漬けを作ったことがあった。
割とイケタ。
今年も作って見ることに。それまで、ミョウガは生のまま冷蔵庫にイン。


足りない材料があります。
ミズシソの実ショウガ

ショウガは、買うしかないのですが、その他はたぶん無料で調達できます。
なので、アイテム収集開始です。

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tag : ミョウガの醤油漬け



変な雲を見た

   自然観察 [2022/09/16]
まあ、自然観察ってわけでもないですけどね。

頻繁に実家に行って何かしら作業をして棲家に帰るときは、たいてい夕方です。
そんなとき、山の手方面から棲家の下町に向かうときに天気がよければ、夕日が見えます。
結構きれいなんです。


この日は、実家で汗だくの作業をしてから、シャワーも浴びずに帰ってきたのだが、
「早く風呂入りてー」とか思ってたら、こんな夕景色が。
20220911_1.jpg

どう見えます?

さるには、温泉マークに見えました。

20220911_2.jpg

神様が「早く風呂に入れって」言ってるようで・・・
泣きそうに・・・

そんなわけないか。
写真だとそうは見えないけど、マジそう見えたんだよなー。
m(__)m


野良のめぐみ秋:ミョウガ

   自然観察 [2022/09/13]
さるの実家屋敷や畑の周りには、植えられたはいいがほぼ手入れのされていない木や草があちこちにあります。
以前は、少しは手入れされてたのかもしれませんが、さるが引き継いでからは一切お構いなしです。

さて、それらの中で秋に「食べられる」部分を生み出すものがいくつかあります。
一切、手入れしていないので「半野良」ってことですよね。


秋の一つ目は、ミョウガ(茗荷)です。

皆さんミョウガってどんなものなのかご存じでしょうか。
春から秋までは、こんな感じ。笹のような葉っぱをつけた草です。
20220906_m1.jpg

多年草で地下茎で増えて群落を作ります。
段々畑の脇、丘向こうに行く山道の入り口脇と栗林を通り抜けた谷の3か所に群落あります。
いずれも周りの草刈りすら数年やってないので、ほかの草に負けちゃわないか、ちょっとだけ心配してます。

前は畑として使ってたけど周りの木が大きくなったために日当たりの悪くなった畑にコイツ(茗荷)はいいんではなかろうかと考えている。
いつ始めるかはまだ決めてないけど・・・・


さて、食べるために採られてスーパーに並んでいるミョウガは、ジツは花芽です。
(そんなこと知ってますよね。^ ^;)

本来花が咲く前に採らないといけないのですが、
毎年気付いた時には、花が咲き切った後になちゃってます。
20220906_m2.jpg
今年も長雨の間が時期だったみたいです。

今回、手触り的に大丈夫そうなのをちょっとだけ採取しました。
20220907_m1.jpg
花が咲き終わると中がスカスカなんですよね。

で、その一部はめでたくみそ汁の具にしてもらいました。
何年振りかで、自前ミョウガを頂いた。


今回この記事を書いたのは来年の採り頃時期を備忘するためです。
「茗荷はお盆過ぎ9月前に見ること。」
では。
m(__)m

tag : ミョウガの収穫時期



山で見かけた花’22:ママコナ、アケボノシュスランなど

   自然観察 [2022/09/12]
キノコ採りの最中に見かけた花たちです。

先々週の土曜。

一つ目は、遠目にはハギかなと思ったけど、背が低かったので近くで見てみた。
さるには馴染みがありません。というか名前が分からない。
20220903_k14.jpg
帰ってきてから調べてみると、ママコナ(飯子菜:ハマウツボ科ママコナ属)と云うみたい。
ただし、近縁種が色々あって、微妙に違うのが色々あるみたい。
それのどれかは、さるではちょっと分かりません。ミヤマママコナ・・・かな。
種が米粒みたいに白いのでこの名前なんだとか。
整備された公園内の日当たりのいい場所に生えてました。


もう一つは
20220903_k13.jpg
これは、ほとんどの人が知ってるキキョウ(桔梗:キキョウ科キキョウ属)ですね。
でも、キキョウって野生?
花屋さんとか公園の花壇とかでは見かけるけど、何でもない野っぱらで見たのは初めて。
本来は山野草の部類らしいですが、野生で咲いているのは減ってきていて絶滅が危惧される種らしい。



先週の土曜。

ちょっと標高の高い山奥にミズ(ウワバミソウ)の実(ムカゴ)を採取しに入った沢の脇で見かけました。
20220910_k4.jpg
アケボノシュスラン(曙繻子蘭:ラン科シュスラン属)と云うらしいです。
へー・・・蘭なんだ。
その辺りに2株ほど咲いてたな。

以前、実家裏の山林で見かけたミヤマウズラかなと一瞬思ったが、花の咲き方が違うなと思って。
20200814_mu.jpg
過去の記事を確認したら、やっぱり違ってますね。


同じく、その登山道の入り口付近で青く輝くように咲いてる花が・・・

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tag : 秋の山野草



ヤマイモってどんな?

   自然観察 [2022/09/11]
秋も深まったころ、さるの棲家のある圏の沿岸部あたりでは、防砂林の中に生えているヤマイモを堀に行く人たちがいるそうです。

なぜ防砂林かというと、砂地なのでイモが掘り易いから。
内陸部の山林でイモを掘り当てようとすると、木や他の草の根がたくさんあるし、土自体が硬くて掘るのにかなりの労力を必要とするらしい。

ずいぶん以前になるが、キノコシーズン終わりころ、山友とヤマイモ堀りしようと近場の山林を徘徊したことがあった。
そのときは時期を外していて何も収穫はなかった。

これまで、ナガイモの葉っぱと同じような形の蔓の植物を「ヤマイモ」と一括りに考えていたが、最近そうでもないことを理解しました。
(いつも通り前置きが長いです。)


実家畑の行き返りで、ナガイモっぽい葉っぱにこんなに房状のものがぶら下がっているのを見つけました。
20220828_1.jpg

サワグルミの実みたいな雰囲気ですが、そんなにゴツくもないし、ではないし。
ヤマイモの葉っぱには、ムカゴが付くものと思ってたが、
そうじゃないこれは何?

Googleレンズで検索してみました。
オニドコロという植物だそうです。
ヤマノイモ科ヤマノイモ属だそうですが、そのイモには毒があると書かれています。
なので、「毒抜きをしないと食べられない」とある。

毒抜きしてまで食べる価値があるのか?
ちょっと理解に苦しみます。
でも、コンニャクイモとかワラビとか、「そこまでして食う意味あるの?」と思える食材は割とあるよね。

ちょっと、話が逸れ気味になりました。戻します。

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tag : ヤマノイモ類



ボケにアメシロ!

   自然観察 [2022/08/26]
棲家の裏手(隣んちとの境)にボケの木を植えてます。
ボケの木は確かバラ科の植物で、木の枝には棘があります。
なので、剪定とかするときに、軍手越しでも痛い目に遭うことがあります。

別に隣の家からの侵入を阻止しようとしているわけではなく、家の周りの一周でそこしか空きがなかったので。

春に花が咲いて、今頃になると青い実がついてます。
結構いい(おいしそうな果物の匂いっぽい)匂いがします。
20220826_1.jpg

梅同様にボケ酒(本当にボケそうですね。)でも作ってやろうかと思っていた矢先。

木の半分くらいの葉っぱが黄土色に枯れたみたいになってます。
20220823_1.jpg

「病気?」とか思いましたが、茶色い一帯と未だ緑になっている境い目辺りを見ると・・・

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「これってハッカ?」でぬか喜び

   自然観察 [2022/08/14]
ちょっと前の話。

実家の畑で休憩中に、2週間前に草を刈ったところをぶらぶらしていると、
シソ科と思われる草に花が咲いていた。
20220728_1.jpg

見た感じハッカ(薄荷)っぽい気がしたので、ちょっと喜んだ。

なぜ喜んだかと云うと
アネコ虫(カメムシ。主にクサギカメムシ)の進入対策に使えると聞いたから。

実家屋敷には、9~10月に掛けて越冬のために大挙してアネコ虫が侵入してきます。
隙間だらけの家なので、入り易いし、物で溢れてるから隠れる場所も豊富にある。
越冬には持って来いなわけです。
ちょっと大げさに聞こえるかもしれませんが、数百匹単位で侵入して来てると思われます。

5月頃の暖かい日にはこぞって隠れていた隙間から出てきて歩き回り/飛び回り、窓に大量に張り付くので、ゾッとする光景になるわけです。
入ってくるときはヤスヤスと入ってくるクセに、出るときは出口をみつけられずなかなか出ていきません。
バカなんです。

冬越しするだけならさほど問題にはしないのですが、
少しでも家の中を暖かくすると出てきてブンブン飛び回って、触ろうものなら例の悪臭を放つ。
まともに冬を越しても、出ていくときにオシッコ?をしてから出ていくらしく、衣類/布団にシミを残していきます。
つまり、一つもイイことはしていかない。
こんな迷惑な虫は他にいない。

アネコ虫が嫌いな植物がハッカ(ミント)らしい。
自分の発する臭いを棚に上げて、匂いが苦手なんですって。
なので、「侵入経路になっている南向きの縁側の外に薄荷が生えてたら、侵入数を減らせるのでは?」と考えてた。
大量に苗を手に入れるか、増やすかできたら、屋敷の土手一面に植えてやろうかと薄っすら考えてたところ。

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ギボウシの花ってこんな?

   自然観察 [2022/07/24]
納屋の中の木材の棚卸&掃除をしているさなか、ふと納屋の裏手に行ってみた。

すると、ギボウシ(多分、オオバギボウシ)が咲いてた。

「こんなところにも生えてたか。」とか思って、綺麗に咲いてるし、写真を撮った。
20220721_1.jpg
・・・・
花の形が普段見慣れたものとなんか違う。
20220721_2.jpg
よく見ると花茎の先端に丸っこい花のツボミのようなものが付いてます。
初めて見たような・・・

棲家の庭にあるギボウシ(こちらは、たぶんコバギボウシ)はこんな。
20220722_1.jpg
そうですよね。
ギボウシの花って、一個一個離れて咲きますよね。

でも、
ギボウシを漢字では「擬宝珠」と書く。
本来、橋の欄干についてるタマネギ型の飾りのことらしい。
「ギボウシュ」とか「ギボシ」と読ませるらしい。

「その形に花の形が似ているのでギボウシュと呼ばれるようになって、さらにギボウシと訛った」とWikiにはあります。

「どこが似てんだ?」と思ってた。
そうか、花の咲き始めはこんな形だったのね。

・・・・本当にそうかなー。
記憶が定かではないが、こんな丸っこいものが付いてるのはやっぱり初めて見た気がします。
実家の周りや山の中でも(でもそれは、コバギボウシ)割と頻繁に目にするものなので、あまり注意して見てこなかっただけかも。

ちなみに、どちらのギボウシも春の新芽は、「ウルイ」と称され、山菜として食べたりします。
さるは狙っては採りません。
でも、漬物(浅漬けでもいい)にすると、結構シャクシャクして美味しい。


まあ、この年になって、名前の由来に近い状態が見られたってことですかね。
認識を新たにしました。
では。m(__)m


アボカド一年経過とクマイチゴ蒔いてみた

   自然観察 [2022/07/07]
暑すぎて棲家に籠って何もしてないので、書くネタが・・・

昨年、冬に食べたアボカドのタネを芽出しして、鉢に植えたら小さいなりに木になった。
(去年の書き込み)

寒くなりだした頃には、風除室に入れてほぼ放置してあったが、暮れの頃に葉っぱが枯れだした。
「ダメになったかなー」とは思いつつ、枯れた葉っぱも落ちるまでには至らずだったので、暖かくなった5月頃、鉢替えしてからまた外に出してます。

現状は、こんな状態。
20220706_n6.jpg
勝手に生えてきた西洋オダマキの方が威勢がいい。

外に出してからの2か月間、枯れた葉っぱもまた落ちるでもなく、何の変化も見られなかったのだが、
最近になっててっぺんに新たな葉が出始めてきた。

ちなみに今年の春にも、2粒ほど、鉢に種を植えたのだがそれも、ここ1週間で急に育ち始めてこうなってます。
20220706_n5.jpg
高温多湿が大好きなんですね。きっと。

もう一粒は、2年目のやつと同じ鉢に入れてやったら、オダマキの葉の下に芽が出てた。
20220706_n7.jpg
なんか2本出てるように見える。


二年目の苗も生きてることが確認できたので、「葉枯れ」の原因と対処の仕方をぐぐってみた。

アボカドは、気温15℃以下はダメなんだって。
さるん家の風除室は、冬になると氷点下はざら。
それと、直射日光にいきなり当てると枯れるとか・・・?
秋まで半日陰のカーポート脇に置いてあったのを、日光バンバンの風除室に入れたからかな。

ちなみに、葉枯れした葉っぱは落とせとあった。(どっから切るんだろう。この後調べます。)

ともかくデリケートなのね。
種がデカくて芽出しは簡単なんだけど、健康に育てるのは大変みたい。特に北国では。
今年はもうちょっと過保護にしてやるか。


話は変わって、
この間部活(山菜採り)の活動で採ってきたクマイチゴとサンカヨウの実・・・

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野良のめぐみ?

   自然観察 [2022/07/01]
いや~今年はなんだか北の地でも梅雨らしい梅雨を体験しています。
雨が降りそうな空模様なのに、気温は30°ってなんなん?

しかも、まだ6月ですよ。

さるは都(みやこ)の気候が嫌いです。
いつも、5月過ぎると暑くてジメジメした感じがするから。
でも、今年は北のこの地でも似たような状況です。


さて、さるの棲家の裏に、隣んちのから浸食してきたが生えてます。
こうなってます。
20220627_1.jpg

元からプリムラやシャガ(主に写真左側)を植えてあって、モシャモシャした感じなのですが、
今は、イチゴ(主に写真右側)が蔓延ってます。
(ちなみに、この原因となった隣んちの庭には、イチゴは一本たりとも生えてません。多分、面倒になって除草剤を撒いているせいかと。)

当初は、さるも草むしりの際には、その他の雑草同様に毟ってたのですが、
ここ数年は、譲歩してあげてます。

昨年ころからは、その実をあわよくば採取しようと、虫よけの薬なんかも。

でも・・・

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コウゾの実を訪ねて

   自然観察 [2022/06/23]
この春、ワラビを採りに行った先で、ブラックベリーのようなものを見かけた。
(「怒涛のタケノコ採りスタート」)
その後、それは果実ではなく、ヒメコウゾの雄花であることが分かった。
ついでに、ヒメコウゾの実が食べられるという情報も得た。

実家の柿畑(原野)の草刈りを1泊2日でやりに行ったのだが、6月にしては30℃を超す暑さで、草刈り機の燃料も底をついたので早めに切り上げて、棲家に戻ることに。
ただ帰るのもつまらないので、気になっていたヒメコウゾの実を見に。
実家からは、車で20分くらいで行ける距離だし、帰り掛けのちょっと寄り道。

15:30頃、現地到着。
暑かったけど、長靴/腕抜き/キャップを装着して、藪の中へ。
もう前にワラビを採りに入ってから、一か月も経っているので草や低木が育って、藪もかなりキツくなってます。

前にそのヒメコウゾを見かけた辺りまで行って見た。
実は赤~オレンジ色というのがイメージとしてあったので、「赤の実・・・、赤の実・・・」と唱えながらしばし徘徊。

でも・・・見つからない。
ヒメコウゾの木すらどれか分からない。
・・・
「これか?」
20220622_1.jpg

いや、ヒメコウゾは確か木にぶら下がるように生ってたはずだし。この木にはトゲがあるな・・・」
「モミジイチゴにしたって、葉っぱの下に実がつくから、こんな感じではないな・・・」

調べました。
クマイチゴorニガイチゴですね。多分。
これも赤くなれば食べられるらしい。

少し藪を進むと、熟したモミジイチゴの実が見つかりました。
20220622_2.jpg

それをつまみつつ、ワラビも物凄い生えてたのでポキポキしながら30分ほど歩いたが、ついに見つけられませんでした。

結局、ワラビが結構な量になったし、暑いので、諦めて帰ってきました。


「前の写真を撮ったスマホを持ってたんだから、写真の座標を頼りにすればたどり着けたんじゃ?」
今気付きました。

昨日のモミジイチゴの写真とヒメコウゾの雄花の写真を地図上に並べて見たら、ほんの数メートルの距離でニアミスしてた。
ありゃりゃ。しまった。

まあ、暇だし、実家通いも続くからまたの機会を作ってまた見に行ってきます。
他の野イチゴ(クマイチゴ、モミジイチゴやサンカヨウの実)摘みでもすっかな。

すいません。タイトルに入れた肝心の「コウゾの実」の写真がありません。
悪しからず。
m(__)m


野(良)の恵み

   自然観察 [2022/06/17]
実家裏の段々畑は、植えっぱなしの花や植木(ツツジ、アジサイ、ウメ、ツバキ、サラサドウタン、モクレン、・・・・)がスペースの半分を占めている。
豪雪地帯なので、冬の間に倒れた状態になり、そのままにしているのでまともな姿で成長しているものはほぼない。
野放しの植木ももう少し手入れ(剪定)でもしてやろうかと思ってはいるのだが、あまりの多さに腰が引けている。
もう、その一帯は藪と化している。

その段々畑の周りに、植えたのか勝手に生えたものか分からない桑の木がありました。
草刈りをしているときに気付いた。
以前実家の生業が養蚕だったので、割と桑の木はあちこちに植えられていたのだが、辞めて何十年も経っているので、あまり見なくなっていたが、畑の隅にあった。
すでに野生化したものですね。野良桑です。
20220615_n2.jpg
実がついています。
桑の実は食べられます。
子供の頃はよく食べてた。

久々に実がついている状態を見つけたので、黒く熟したものを食べて見ました。
・・・結構おいしい。
程よい甘さと酸味。

この実がたくさん採れるようになったら、売り物にできるんではないだろうかと一瞬思ったくらい。
でも、確か桑は虫や病気が付きやすいんだよねー。

品種改良された桑でもっと大きい葉や実をつける種類もあるのですが、これはたぶん原種(真桑)?に近いものだと思う。
ちょっとぐぐったら、マルベリーという実を採るための西洋桑があるんですね。


さて、その日見つけた野良のものがもう一つありました。
藪になっている植木郡の中に
20220615_n1.jpg
山椒です。
しかも、実が生ってます。

ここ何年もずーーーーっと気になってた、ちりめん山椒が作れる!

注)そんなに食べたいのなら出来合いのものを買ってくるとか、まあ、山椒の実もスーパーに行けば売ってることもあるそうですが・・・買ってまでとは思わなくて。

これを収穫しました。
収穫してから、ちりめん山椒の作り方を調べました。

棲家に持ち帰り、翌日にチリメンジャコを仕入れ、クッキングです。

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マムちゃんを探せ

   自然観察 [2022/05/09]
実は前回(3回目)の地元の山での山菜採りの際、マムちゃん(マムシ)を見かけた。

発見して、10秒くらいは確かにマムシであることを確認し、近くにいた山友たちに発見を声で報告。
「あっ」と思い直して、写真を撮ろうとしている間に藪の下草の中に入ってしまったので見失ってしまった。
その際、しっぽをプルプル振ってた。
親愛の情を示しているわけではないですよね。
日向ぼっこを邪魔されて、不機嫌に移動したというところかな。
60cmくらいの小さ目のマムちゃんでした。


それから、中三日で4回目の山菜撮り
またもやマムちゃん発見!
前回見た場所からは沢を挟んで100mくらいは離れているので同じ個体ではないと思う。
前回よりも、大き目で体長1mくらいはある大物です。

今回は山友たちに注意喚起するとともに、写真を撮りました。
20220507_m1.jpg
(これは、見つけやすいですよね。)

こちらに気が付いて、移動をはじめました。
追っかけながら、何枚か写真に収めました。

続きます。

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さるです。別HPサイト「さるもすなる」から侵食してきました。 山菜/きのこ、それとタイトルにしたPPバンド籠のことをメインに徒然に・・・・暇を持て余したさるの手仕事:男手芸のブログってことで。

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