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忌明けまでの・・・(Ⅱ)

   その他 [2019/08/24]
忌が明けました。

これまで何かと必要な手続きがあったので自分が死んだときのために書き残しておきます。

前回、仏事のことを書いてたら長くなり過ぎたので、役所関係の手続きを改めて。
本来備忘録として残したかったのはこっち。

役所関係の手続きは、死亡届を役場に提出したところで始まりました。
故人の配偶者が存命であるため、「遺族年金の申請をするんだよ」と役場から案内があります。

その他の相続も含めて結局、
役場には4回、年金事務所は1回、法務局3回、農協3回、郵便局1回、浄化槽関係1回に手続きのため訪問した。
年金事務所/法務局は、実家/町役場/農協から35kmくらい、自宅からは55km以上、
自宅から役場までは75kmの距離。
田舎なので、車がなければ、到底短期に手続きすることは不可能でしょう。

1つの手続きが一か所で済まないし、順序だててやらないといけなくなってる。
①身体障害者手帳とかの返却と葬祭費?申請(役場)
②遺族年金申請(役場→年金事務所)
③農業者年金(農協)
④預金の相続(役場→銀行/郵便局/農協)
⑤不動産の名義変更(法務局→役場→法務局→法務局)
⑥農地の相続(上記の後に役場:農業委員会)
⑦水道の名義変更(役場)
⑧電気/ガス/電話/NHK/浄化槽

 ※継続使用するか解約か。継続使用の場合は名義/引き落とし口座変更が必要。
  電話で済む場合と、何かの工事/作業がある場合に立ち会いが必要になる場合がある。

役所は平日でないとやってないので、効率よく回る必要があります。


まずは、一回目の役所周りです。
年金の処理をしようと思って、初七日を終えた週末に戸籍謄本とか役場で取り寄せられるものを取りに行った。
死亡届を出したとき、「役場内の処理が終わるのに1週間くらい掛かる」と言われてたので、間を空けて訪問したのだが、
まだ終わって無かったらしくて慌ててた。

①身体障害者手帳等返却と葬祭費?申請
死亡届を役場に提出した際に持ってこいと言われたものと、
行ったら「これ書いて」と処理させられたものです。意識してたわけではない。
なので、役場に行くときは、認印と身分証明書は忘れずに持って行きましょう。

このとき、婆の介護費用関係のなんとか申請も併せてやったため、
役所のカウンターを3つ渡り歩いたので、何がなんだか分からない状態だった。

②遺族年金
死亡届を役場に提出した際に渡された紙におおよそ次のようなことが書いてました。
・日本年金機構のO曲年金事務所で申請手続きが必要で、かつ予約が必要。
・必要物リスト(「役場で用意するもの」とかも書いててくれた。)

必要なものは凡そ以下(*は役場で出してもらうもの。)
 <亡くなった方の>
   -死亡診断書
   -年金手帳
   -年金証書、あるいは基礎年金番号が分かるもの(受給中の方が死亡したとき)
   -戸籍謄本(記載事項証明書)*
   -世帯全員の住民票の写し*
   -住民票の除票*
 <遺族年金を受けたい方の>
   -年金手帳
   -年金証書(受給中である場合)、あるいは基礎年金番号が分かるもの
   -預金通帳(受給先口座)
   -所得証明書*
   -印鑑(認印で可)
   -(自分で行く場合、念のため)身分を証明書するもの
 <世帯内に義務教育を修了した家族がいた場合:さる家の場合は対象外>
   -所得証明書*か在学を証明するもの
 <本人が手続きできない場合>
   -委任状(用紙は役場がくれた)*
   -身分を証明書するもの(運転免許証)
   -印鑑(認印で可)


必要そうなものを一式揃えたので、年金事務所に電話し、手続きの予約を入れた。

それと、農協にも相続について相談しようと思って電話したら、
死亡診断書を持って来てくださいとの話だったのですぐ行った。

③農業者年金
よくわからないが、未払い分が遺族に支払われるらしい。
死亡診断書(写し)を持っていったら、その場で何か書かされて終わったようだった。
本来、
-農業者年金証書、
-農業者年金被保険者証、
-死亡した被保険者の戸籍謄本(死亡したことまで書かれているもの)*
-新たに受け取ることのできる人の口座の預金通帳
くらいは必要なようですが、農業者年金の証書/保険者証は見つかってなくて、
支給内容を知らせるために送られてくるハガキと②の準備で持ってたもので、何とかなった。

この際
(1)「相続に必要な書類等」というタイトルの紙
(2)組合員になるための申請書
(3)貯金を相続する際の申請書
を渡された。

(1)の紙には、何の相続なのか明記されていなかったが、以下の内容
相続に必要な書類等
1.亡くなった方の生まれてから亡くなるまでの戸籍謄本
2.相続人全員の印鑑証明、実印
3.亡くなった方の通帳、カード、証書
4.出資証書
5.当JAに口座のある方は届出印(印鑑証明書と実印は必要ありません)

ほとんど、JAバンクの貯金の相続と組合への出資返還?とかに必要そうな内容だが、
その中に年金分の必要書類もあったのかもしれない。
どうせその後2回足を運んで、なんやかや書かされたので、よく分かりません。

農協の正組合員になるように勧誘された。
「そんなに農業的なことしてないよ」(草刈りくらいはしてるけど)と話したら、「大丈夫」と言われた。

退職したら家庭菜園くらいはやるだろうと思って少し始めてたし、
もしかしたら非農家で農地の相続するとしたら・・・・面倒なのかもしれないと思って、
後日(三回目の農協訪問時)、正会員の申請を提出しました。
農協組合員になりました。
さる(ないし、さる家)は、ただの会社員から兼業農家になったということですな。

これからが、「ザ相続」の始まりです。


農協で、次の手続きに必要なものをなんとなく説明されたあと直ぐに郵便局にも行った。
「相続のことで」と言って、ここでも、書かなきゃいけない申請書と必要書類の説明を受けた。
※幸いにも、郵便局の故人の口座は既に残高が相続手続きをするほどでもない額だったので、手続きはしないことにした。
 保険とか入ってなければいいのだが。夫婦2名ともボケてしまってたので確認するすべもない。

翌週休みを取って、年金事務所を皮切りに
第2回目の役所周りです。
年金事務所では、揃えたもの全部出して、
指示されながら申請書類に署名やら捺印やらをするシステムになっていた。
遺族年金の手続きは完了した(ようだ)。

年金手帳も、年金証書も探し出せなかったので、最初に電話したときに紛失したことを伝えてあった。
何か余分に書かされたのかもしれないが、ともかく終わった。
逆に、この7月から申請者の所得証明書、住民票とかは不要になったとのことだった。

故人が、出稼ぎ先で厚生年金を払ったりなんだりで複雑だったようで、結構 時間が掛かった。

その足で、法務局に行って、不動産(土地、家屋等)の方の手続きを開始。
まずは、登記事項証明書というのが必要なので、それを出してもらった。
今年分の固定資産税を払った際の納税通知書が手元にあったので、それにリストされているもの全部を取り寄せた。

なんと、証明書の手数料は、登記の単位(筆)毎に支払わなけばならなくて、1筆600円。
リストされている中で、土地が20筆、建物1筆あって、登記されてなかった建物が2つあった。
ともかく、21筆分の手数料の支払いとなった。12,600円がさるの財布から飛んでいった。

それが終わって、役場へ
-故人の戸籍謄本
-婆の印鑑証明/住民票
-固定資産評価証明書
を取ってきた。

これで、第2回目の役所周り終了。

※ここで、ちょっと
相続申告、相続税とかは遺産が以下の計算式以上あった場合に必要になる行為&税金で、
さる家ごときには全くご縁の無い話であることを、今回初めて認識した。
 故人の遺産総額 > 3000万円 + 法定相続人数*600万円
つまり、上記の計算式の金額以上の評価額の遺産がなければ、申告も納税も必要ないらしい。
ネットで探せば、どんな遺産をどう金額評価するかも説明してくれてます。
http://www.tokyozeirishikai.or.jp/general/zei/souzoku/

※相続の分割
相続する場合、まずは、分け方を決めないといけません。
事前にさる案を提案して、承認されてた内容で分割協議書を作成し、
付随する戸籍謄本やら印鑑証明やらを取って来てもらいます。

すべての「相続」に必要な遺産分割協議書とその関連のものを記載します。
協議書は、正式な遺言書とかがない場合に、法定相続人の間で遺産をどういう風に分けるのかを記載するものです。
自分で作ります。
遺産分割協議書のサンプルは、ネット上に転がってるので、それを参考にされたい。

<遺産分割協議書と関連書類>
 -遺産分割協議書(自分で作ります)
 -相続関係説明図(自分で作ります)
 -被相続人(故人)の戸籍謄本(全部事項証明)、改製原戸籍、戸籍謄本(除票)*
  ※農協が言ってた「亡くなった方の生まれてから亡くなるまでの戸籍謄本」
 -相続人全員の戸籍謄本(念のため全部事項証明)*
 -相続人全員の住民票*
 -相続人全員の印鑑証明(分割協議書に押したハンコのもの)*

遺産分割協議書の内容に全員が合意したら、全員分部数を用意して、
全員分にそれぞれ、名前/住所を書いて押印(実印)します。
さらに複数枚になる場合は綴じて、それぞれの見開きの部分に同じハンコで全員割印します。
それぞれに配ります。
その内1部は、コピーを取っておきます。

※遺産分割協議書の捺印時には、各金融機関の相続手続きに必要な申請書も準備しておきます。
 不動産に関しても、分割する場合は、相続人毎に登記申請書を作成する必要があるので、それも準備しておきます。
 なぜかと言うと、 きっと、それぞれの相続者の署名と実印が必要だからです。
 集まるのも一回で済ませられるので、その方がよいかと思います。

さあ<遺産分割協議書と関連書類>がそろったら、
三回目の役所周りです。

④預金の相続
預金相続の場合に必要になる書類は、
 -<遺産分割協議書と関連書類>
 -対象となる故人の預金通帳とカード
 -預金の名義変更・分割支払いの申請書
  農協の場合は、分割割合と相続者の振込先銀行名/支店名・番号と口座番号を記載するようになってました。
  こっちにも全相続人の署名と捺印するところがあって、かつハンコは実印である必要があるので、要注意です。
※<遺産分割協議書と関連書類>は、農協側でコピーを取ってすぐ返してくれるので、原本を持っていけばOK。
※銀行/郵貯もほぼ同じような感じだと思うが、実際に処理してないので、詳しくは不明。

<この件の後日談:蛇足>
本来、この時の一度で終わるはずだったものが・・・

申請書の婆欄のハンコを押し忘れてて、かつそのとき婆のハンコを持っていなかった。
ハンコを預かってもらってた親族に電話して、農協に押しに行くように頼んだ。
「それでいいですよね。」と窓口のおネエさんに念を押して帰ってきたのだが、
「当の通帳が必要」なのだと、後になってハンコを押しにいった親族経由で伝言された。
???
通帳は、一旦提出したものの、「はい」と返された。
処理が終わったと思って持って帰ってきた。
なのに?

「気が利かないにも程があるだろ!」とは思ったが、
「田舎の農協だし、若いネエさんだから仕方ない」いうことで
もう一回、農協に行かなければならなくなった。


ともかく、そっちの役目は終わったと思って、その足で法務局へ移動。
片道35kmの距離。

⑤不動産の相続
必要な書類は以下です。
 -登記事項証明書(法務局で取る。相続するものすべて。)
 -固定資産評価証明書*
 -相続する人の住民票*
 -登記移転申請書(自分で作る)
 -<遺産分割協議書と関連書類>
 -収入印紙(登録免許税分。当日法務局でも購入できます。)
  ※登録免許税と言う税金です。
   相続登記する不動産の価格(資産税支払い時の評価額)の0.4%の金額。
   購入したら、登記移転申請書に用意したページに貼り付けます。 
 -遺産分割協議書の写し
  ※最後のページの下の方に「以上原本に相違ありません。 申請者氏名」と書いて押印する。
   押印は、登記移転申請書と同じハンコ。

登記移転申請書(相続)は、法務局のHPにサンプルがあるので、それを参考に自分で書きます。

代理でプロの方を頼む場合は、上記とは別になるかと思います。
ややこしい不動産(抵当に入ってるとか、共有地だとか)を持ってるとか、
あるいは一個の土地を分筆して相続するような場合は、プロにお願いした方がいいかと思います。
というか、素人じゃ無理なんじゃないかなぁ。

不動産に関しては、数も多くて面倒そうだったので、さるが全部引き取りました。
誰も欲しいとは言わないような土地と家だし。
なので、自分でやることで、出費を節約。

これで、3回目の役所周りは終了です。
なぜ、農協(預金)を先にしたかというと、相続分割協議書等一式が、法務局の場合、申請を提出してから登記完了になるまで戻って来ないからです。1週間くらいは掛かる。
預金の手続きのときは、直ぐにコピーを取って返してくれる。
なので、預金関係を先にしないと、戸籍謄本とか印鑑証明とか全部複数部必要になっちゃう。

後日、法務局側から、申請内容についての問い合わせが来たりします。
「相続する家はまだ使える(相続するような)ものなのか?」とか心配してもらったりしました。
それで、法務局側の手続きが終わったよと連絡がきます。

法務局から連絡が来たら、4回目の役所周りです。

まずは、法務局(自宅から55km)に行って、登記完了証登記情報識別通知
それと返却してもらいたいとコピーも提出した書類の原本をもらい受けます。

その足で、役場(法務局から35km)に移動。

⑥農地の相続
農地を相続した場合、役場内の農業委員会に農地相続の届出に行きます。
農地は特別?農地法とかあって、そうしない、ダメなんだそうです。
必要な書類は、
 -農地法第3条の3第1項の規定による届出書
 -登記完了証(法務局から発行されたもの)

届出書は、役場のHPの農業委員会関連を辿ると、フォーマットがダウンロードできるようになっていました。
なので事前に印刷して記入して持っていきます。
21筆あった土地の7筆が現況「畑」となっているだけで50a以上あります。
地目と不一致があるので、どちらかが「畑」になっているのを全部書いて行きました。
(本当は、現況で「畑」だけでいいようです。)

事前に問い合わせの電話はしてあったので、はいはいと直ぐに受理していただけました。
後で、受理通知書が郵送されてきます。


⑦水道の名義変更
窓口に行って変更の申請書を書いて出して来るだけです。
でも、振替口座が故人のままなので、金融機関の窓口に行って、変更する必要があります。
変更の用紙は役場がくれました。
・・・元の口座が農協だし、さるも農協の口座を持ってるので、JAバンクですかね。
なんだ、結局もう一回農協に行かないといけない運命だったようです。

もう一回、農協に行って、水道料金の口座振替手続きをやって。
前回、通帳がないとできないとほざいた、預金の分割相続の残りの処理もやって・・・
後で見つかった共済の保険。故人が受取人になっている終身保険の受取人を変更して。

これで粗方終わり?

まだあります。

⑧電気/ガス/電話/NHK/浄化槽
実家は、さるが百姓の真似事をしに来るので、ある程度機能を残すことにしました。

<電気>:必要。冷蔵庫とか稼働させておくので。
名義変更のためにフリーダイアルに電話しました。
ついでに平日使わないから安くなるプランに変更を申し込みました。
プラン変更は、Webで申し込みしましたが、何だか工事が必要とのこと。

<ガス>:不要。たまにしか来ないし、カセントコンロとか電気XXで何とかなる。
LPガスなので、業者に電話して停止してもらいました。

<電話>:不要。来ても誰も出ん。
NTT東日本のフリーダイアルに電話して解約してもらいました。
加入時からレンタルしてた、黒いダイアル式電話機を着払いで返却するように指示されました。

<NHK>:不要。だって、オレ受信料は払ってるもの。
フリーダイアルに電話した。解約申請書みたいのを出す必要があるような話だったが、OKと言われました。
なので、電話だけで済み。

<浄化槽>:必要。出るものは止められん。
これが大変。未だ完了してないと思っている。
そもそも、浄化槽の「薬品補充がされていない」との指摘を検査(葬儀の次の日に来た)で受けた。
なので、汲み取りと薬品補充を電話で業者に依頼したら、名義変更が必要とのこと。
だったら、申請書をさるの自宅に郵送してくれと頼んだが、一向に届かない。
仕方ないので、4回目役所周りの途中で、業者に直接出向いた。
名義変更手続きは済んだものの、清掃とメンテは?と言ったら、「そのうちに」みたいな回答だった。
でも、実施した節はない。忙しいのかやる気ない業者。
イラッとしてしまいます。
今度、平日に居る日を指定してやってもらうつもり。

これで全部かな?
結局、役所を4周しないと粗方終わらないということです。

ちょー長くなってしまいましたが、誰かの役に立てば幸いです。

こざるには、さるが死んだらこの書き込みを見るように遺言しておきます。

また、何か思い出したら更新しておきます。

では、今日はこの辺で。
m(__)m

◆追伸:準確定申告
書き忘れてましたが、故人に代わって所得税に関して申告する準確定申告という手続きがあります。
申告は収入の多くない場合には不要です。
さる家の故人は、年金収入のみで、400万円/年を超えないので不要と判断しました。
収入に関する、条件が幾つかあるので、念のため確認しておきましょう。
期限があるので注意した方がよいです。




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さるです。別HPサイト「さるもすなる」から侵食してきました。 山菜/きのこ、それとタイトルにしたPPバンド籠のことをメインに徒然に・・・・暇を持て余したさるの手仕事:男手芸のブログってことで。

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